骨粗鬆症財団20年のあゆみ
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9に神経系等の疾患と深い関係があります。カルシウム不足がすべての細胞の情報伝達に及ぼす致命的危険を防止するために、骨からカルシウムが放出されるのが骨粗鬆症の原因であり、放出されたカルシウムが逆に軟骨、血管、神経細胞等でカルシウム過剰による変性を起こすカルシウム・パラドックスが、老化とこれらすべての疾患の機序であるとされています。広い視野からその解決に財団の貢献を期待します。

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