骨粗鬆症財団20年のあゆみ
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24公益財団法人に移行後の業務移行作業を終えて——新井典子・経理担当者より過去にいくつかの公益法人が起こした会計事件などに鑑み、公益法人が果たすべき役割として、透明性の高い経営と情報開示が求められている。そのため、移行後には内閣府への定期会計報告や決算公告、変更認定などの業務が発生する(p.76-5)。書類の煩雑さに加え量が多く、小さな事務局で対応しきれないのは、各公益法人に共通の悩みのようである。今回の移行により、公益法人への寄附金には、税法上の優遇措置が適用され、寄附した企業は法人税の控除が受けられるようになった。骨粗鬆症財団としては、賛助会員の皆様をはじめ、財団のサポートをしてくださる企業の皆様のご期待に応えられるよう、会計業務の面からも新定款に沿った制度を着実に実行し、必要な体質改善や意識改革を進めていきたい。この度の公益移行作業完了におきまして、平成23年度第2回理事会の席上、折茂理事長より経理担当者に「感謝状」をいただき、非常に感激しました。ただ、本当は、突然の臨時理事会・評議員会の開催に何度もご足労いただいた役員の皆様と、そして折茂理事長、林D史先生をはじめとする、事務局の急なお願い(「いつまでに印鑑証明書を持ってきてください!」「実印を押してきてください!」「もう一回署名してください!」など)に快く応じてくださった役員の皆様のご協力をもってして、はじめて移行を完了出来たと思っています。改めて理事・監事・評議員の皆様にはお礼を申し上げるとともに、今後も骨粗鬆症財団にご指導・ご■撻賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。

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