骨粗鬆症財団20年のあゆみ
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図1 骨粗鬆症財団作成の啓発資料(一般向け)(2012年現時点で記録として把握できたもの)表2 財団独自の啓発資料の推移(リーフレット類とポスター)※[ ]は総数45959表1 一般向け啓発資料の推移平成 3〜平成13年(1991〜2001)平成14〜平成23年(2002〜2011)平成 3〜13年(1991〜2001)平成14〜23年(2002〜2011)年 代年 代合 計合 計リーフレット・小冊子(1〜4つ折)リーフレット(1〜4つ折)ポスター13448182[134][48]14[182]ポスター合計(%)小冊子合計(%)451762701282249(76.4) 77(23.6)326(100)9(5)[179]14(21.5)[45][17][65]23(9.4)[244][62]33小冊子82ポスター62リーフレット182 1 普及・啓発事業(国内)3. 一般向け資材一般向けに作成してきた啓発資料は326種類である(図1)。内訳は、リーフレット182、ポスター62、小冊子82である。設立後初期10年とその後の10年に分けて集計してみると、表1に示すようにその7割以上が初期の10年間で作成されており、特に財団発足当時には資料を用いて一般向けに骨粗鬆症の知識を浸透させるべく努力してきたことが読み取れる。ちなみに、リーフレットおよびポスターはその9割が賛助会員企業との共同で作成されており、啓発活動に果たす企業の役割の大きさがわかる。シリーズ物も19種類あって食事・食品や運動に関するシリーズが多い。タイトルも「いきいきライフ」「ヘルスケア」「予防シート」「骨骨便り」などネーミングの工夫があり興味深い。また、財団独自作成の啓発資料割合をみると表2に示すように初期10年では5.0%に対し、ここ10年での割合が21.5%と大きくなっている。最近の保健所などの公共機関からの資料請求や問い合わせで、財団名のみが記載された資料を一般市民へ配布する機会が増えてきたことを反映している。最近ではインターネットの急速な発展に伴い、情報提供の在り方も変化してきている。財団においてもホームページ内容の充実に力点を置くように変化しているが、今後とも紙媒体による一定数の啓発資料の作成は重要と考えている。

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