骨粗鬆症財団20年のあゆみ
37/100

教育ゼミナール記録集 37開発担当の他に、臨床の演題も多く、特に近年は新しい骨粗鬆症治療薬の発売が相次ぐ中で営業担当者も参加するようになった。財団としてより多くの会員に広く参加して欲しいということから、従来は東京一カ所開催であったが、関西でも開催することになった(第58回、平成24年7月)。これは平成22年度第2回通常理事会で、東京以外での開催も考慮すべきとの意見が出たため、実現したものである。実現にあたり、会場は日本イーライリリー株式会社神戸本社の会議室を利用させてもらうことになった。今後は東京を主体に、数回に1回は他の地域での開催を企画したいと考えている。また、教育ゼミナールは毎回斯界をリードする第一線の研究者に講演をお願いし、終了後に講演内容を簡潔にまとめた記録集を作成している。講演はその時々の最新のテーマで行われ、記録集はその内容が簡潔にまとめられており、好評を博している。当財団は教育ゼミナールでこれからも骨粗鬆症に関する最新のあるいは有意義なテーマや興味深いテーマを取り上げ、広く皆様の役に立つ場にしていきたい。

元のページ  ../index.html#37

このブックを見る