骨粗鬆症財団20年のあゆみ
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ロコモ体操に取り組む参加者新潟骨を守る会代表講演会後の合唱高橋榮明先生48札幌骨を守る会新潟骨を守る会体操、3回目は落語(柳家花禄師匠)など、毎回楽しみながらの勉強会とした。この12年間の啓発活動は有意義なものであったと考えている。しかし、その一方で今ももっと広く社会に貢献できるような活発な啓発活動を行いたいと模索している。以上、江澤副理事長に設立当初の思い出を語っていただいた。さて、東京以外の地域でも骨粗鬆症の啓発活動は活発に行われており、次にその現状を紹介したい。札幌市にある北郷整形外科医院副院長髙田潤一先生(札幌医科大学整形外科臨床准教授)が骨粗鬆症の啓発のため平成20年(2008年)に設立した。髙田先生を中心に札幌医大整形外科の先生が運営している。髙田先生による講演会が実施され、札幌三越「エムアイ友の会」会員約80名が参加し、札幌市ばかりではなく、北海道全域において市民を対象とした骨粗鬆症、ロコモティブシンドロームの啓蒙活動を目指している。元新潟大学整形外科教授(現新潟医療福祉大学名誉学長・新潟大学名誉教授)高橋榮明先生が平成14年(2002年)に、運動器すなわち、骨粗鬆症を含む骨と関節の病気とその治療および予防を通して会員のQOLを豊かにし、さらにその知識の普及と啓発活動を行うために設立した。年1回の講演会を開催し希望者に骨量測定を実施している。運営は新潟医療福祉大学の教員、学生及び新潟リハビリテーション病院スタッフを中心に行われ、年4回ニュースレターを発行している。

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