骨粗鬆症財団20年のあゆみ
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54IOFは1998年ベルリンで欧州骨粗鬆症会議が開催された際に、これに先立って1987年に設立されていたEuropean Foundation for Osteoporosis(EFFO)と1995年設立のInternational Federation of Societies on Skeletal Diseases(IFSSD)が合体して設立された財団である。2011年の選挙で選出されたIOF Boardメンバーを表1にまとめた。IOFの設立経緯を反映して選出過程にもいくつかの変遷があり、2012年以前と以降(現11. 国際骨粗鬆症財団International IOFの設立(経緯)およびIOFのVisionと組織Board Membersの選出(任期:4年) 1 普及・啓発事業(海外)当時、世界保健機関(WHO)は世界各国にcollaborating centerを設置して骨粗鬆症に関する諸問題を検討しており、EFFOやIFSSDとも密な関係であった。また、WHOは他の主要な非伝染性疾患とともに、骨粗鬆症を上位の健康問題として位置づけていた。IOFは科学者、医師、患者の会や企業パートナーを結集するために、単一のグローバルな組織が必要であるとの認識でEFFOとIFSSDが合併に合意したものあり、現在の本部はスイスNyonにある。わが国との関係では、当時のIOF理事長であるPierre D Delmas教授からIOFへの参加を強く要請され、骨粗鬆症財団(JOF)の森井浩世理事が日本からの最初のBoard Memberとして参画し、その後、折茂理事長が引き継ぎ、さらに2007年の選挙で選出されている。また、IOFは“Vision”として“A world without osteoporotic fractures”を掲げ、①骨粗鬆症についての一般の理解を深める、②各国のNational Societyへの後援・支持、③骨粗鬆症の予防、診断、治療に行動を起こすよう人々の意識を活性化する事をミッションとし、それぞれの項目①〜③の表現にTo increase/To support/To motivateの言葉を用いている。時点)に分けて示す。(1)前回(2007年)のBoard選挙では、世界地域を「欧州」、「北米」、「その他」の3地域に分け、定数はそれぞれ各7名、合計21名での構成であった。「その他」の地域とはアジア(定数2)、中南米(定数3)、中東・アフリカ(定数1)、オセアニア(定数1)である。立候補にはCNS、CSA(図1)、Boardメンバーの10名(1国1名)以上からの推薦Osteoporosis Foundation(IOF)との交流−IOF組織(Boardおよび各委員会)への参画−

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